久留米市梅満町及び津福本町の池町川沿い低地域での床上床下浸水災害が起って12日目です。
被災自治会の集計によると床上浸水266棟、床下浸水203棟ですが、自治会に加入していない家や商店・工場などを含めればこの数の倍以上になるでしょう。
コンクリートの市街地に降った雨が流れてきたせいでしょうか、水が引くと街路に泥も泥水もなく、薄っすらと積もった土埃が見えるくらいです。しかし、被災者方は、使えなくなった家具を外に出し、軽トラ持ってきては、積んで運び出し、ゴミ焼却場へと急ぎます。
しかし、きれいな水だからと床下を濡らしたままにしていると、カビが発生したり、腐ったりと、ダメージが大きくなります。また、水を含んだ木の柱や床板は膨れ上がってドアの開け閉めが困難になることもあります。
時間をかけて床下を乾かし、膨らんだ床は張り替える必要があります。災害ボランティアや特定非営利活動法人YNFなどの被災地支援民間団体の方々が各家庭を回って、復旧支援を行っています。
ちくご川コミュニティ財団では、頂いた寄付金をこのような復旧活動や復旧器具購入などに役立てようと考えています。床下乾燥・消毒・床貼り替えにはまだ時間がかかります。ご支援をどうかよろしくお願いいたします。